春の流鏑馬(やぶさめ)
昨年ご紹介しました毛呂山町の観光スポットである「出雲伊波比神社」。
ここでは春と秋に流鏑馬が奉納されています。
毎年、春の流鏑馬は、3月の第1週あたりの日曜日に行なわれます。
春の流鏑馬では、乗り子が6歳までの幼児という珍しいものです。
出雲伊波比神社に関する江戸時代の記録の中に、「飛来大明神(ひらいだいみょうじん)」「八幡宮(はちまんぐう)」といった名称が見られます。この「飛来大明神」とは、現在の本殿(国指定重要文化財)」で、「八幡宮」とは本殿脇の八幡宮のことです。
かつて、飛来大明神では9月29日に、八幡宮では8月15日にそれぞれ祭礼が行われ、流鏑馬が奉納されていました。しかし、明治20年代に八幡宮の流鏑馬が一時姿を消し、大正時代になって流鏑馬となり、3月15日に行われるようになりました。
その後、昭和36年から昭和50年まで中断されていましたが、昭和51年に再開され、今では毎年3月の第二日曜日に行われています。
※ 毛呂山町HPより。
場所:出雲伊波比神社
住所:入間郡毛呂山町岩井西5丁目17-1
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